先日より、ドライバーの心の状態が運転に影響を与え時にその感情により危険に結びつく行動をしてしまうというお話をしてきました。
そして本日は、それに関連して知っておいていただきたいことになります。今日ご案内させていただくお話は、防衛機制についてです。
この防衛機制とは、オーストリアの心理学者フロイトという方が考えだしたもので、私達人間の心は、自分の欲求などが満たされないと心が不安定となり別のもので欲求満足させて心のバランスを取ろうとする心の働きを呼びます。
この防衛機制という心の働きが運転上でとても好ましくない行動として現れてしまう事があるのです。
皆さんは、あおり運転という言葉を聞いたことがあると思います。
このあおり運転も自分は「こうしたい」というという欲求が満たされないドライバーの一部が、その欲求を別の形で満たそうとした結果、先行車に対しスピードを上げて車間を詰めていったり、横から幅寄せをしたりといった行為に出てくるのです。
皆さんはこの防衛機制によって運転が崩れないようにするとともに、他車の中には、自分の欲求をこういった危険行為によって満たそうとする人がいることを理解してそういった被害にあわないように役立てて下さい。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。