交通ルール解説
昨日は、どのような車両を緊急自動車とみなすのかというお話をさせて頂きました。そしてその緊急自動車が運転中に近づいてきた場合には、一般ドライバーである私たちは道を譲るという義務があります。
その理由に関しては、皆様ご想像ができるかと思いますので、譲り方のみご説明させていただきます。
少し複雑に感じてしまうかもしれませんが、まず運転中に緊急自動車が近づいてきた際には、基本的に道路の左によって道を開けていただきます。
ただし、もし皆様のいる場所が一方通行の道路であれば状況を見て右に寄って道を開けていただいても問題ありません。
そして、もし皆様のいる場所に交差点が近くにあった場合には、交差点に入る前なら左に寄りその場で動かないでいていただきたいのです。
もし交差点内にいる場合に緊急自動車が来た場合は、すみやかに交差点から出て、同じく左によって止まってください。
といいますのも、緊急自動車が交差点を直進するのか左折するのか、はたまた右折をするのか、私たちにはわかりにくいものです。
そのためどちらの方向にも緊急自動車が向かうことができるように交差点を空けていただきたいのです。
もちろんその場合でも一方通行であれば状況により右に寄って止まっていただいても問題ありません。
ただなかなか運転に慣れないうちに、緊急自動車の対応を行うのは難しいものです。周りのドライバーさんの動きを見て緊急自動車に対しどのように道を譲ろうとしているのかをよく見て行動してください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。