交通ルール解説
10日に亘りご案内させていただきました追い越しなどに関するお話は、ようやく本日で最後になります。
最終日の今日は、今までの追い越す際のお話ではなく、追い越される際のお話です。
当ブログを読んでいただいている方にとっては、ご自身が追い越す立場よりも追い越されることのほうが多いかもしれませんね。
ご自身が他車から追い越される場合には、その追い越しが終わるまで速度を上げてはいけないことになっています。
あまり多くはないのですが、追い越される際にそれを嫌がり速度を上げてしまう方がいらっしゃるようですが、もちろんそれは危険な行為にもなりますので、絶対にしないでください。
また、もし追い越される場合に、追い越しに十分な余地がない場合には、できるだけ左によって追い越しを助けていただきたいと思います。
もちろん、十分な余地がない場所で追い越すこと自体が危ないのですが、その運転行動に皆様が巻き込まれてはいけませんので、譲り合いの気持ちで相手を先に行かせてしまうのも安全のために大事なことではないでしょうか?
ただし、前方にのみ意識を集中して運転してしまうと、ご自身が追い越されていることに気が付けない可能性が出てきます。
そこで運転中は、前方以外に常に周囲の状況もつかんでおくためにミラーを有効に活用する必要があるのです。
ミラーの活用は慣れない方には難しいですが、私たちと一緒に練習していきましょう。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。