2022.02.26

~こんな状況も注意が必要です。連続駐停車車両の死角~ 運転するなら知っておきたい安全運転知識

安全運転知識

 

昨日は、左右に駐停車車両がある場合の死角についてご案内させていただきました。本日も同じ駐停車車両の死角についてですが、今日の状況は、連続する駐停車車両についてです。

1台のみ駐停車車両がある場合に比べて、連続で複数台の駐停車車両がある場合では、死角となる範囲が広くなりそれだけ危険度が増すことになります。

 

当然連続する車のかげから横断者が出てくることも考えなくてはなりません。また、一般的に車を駐停車させる場合には、ハザード(非常点滅表示灯)を作動させます。

ところが駐停車車両が連続する場合には、右側のウィンカー(合図)は見えるものの、死角となるため左側のウィンカーは、点灯を確認できません。

 

つまり、ハザードランプを点灯させて駐停車しているのか、発進の右合図をしているのかが判別できない状況となります。

そのため、駐停車車両だと思い込んだ場合に、急な発進をされると想定外のことが起きることでトラブルの原因となってしまいます。

 

連続した駐停車車両がある場合は、しっかりと危険を予測して通行するとともに、ご自身がルールに従って駐停車されるときにも、周囲の交通の迷惑にならないように対向車側の状況や連続の駐停車にならないような配慮が必要となるのです。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。