2021.02.26

~これは大事です。信号のない場所での優先関係 2~交通ルールの再確認!交差点の通行方法編 その11

交通ルール解説

本日も昨日に続き、交通整理の行われていない交差点での優先関係です。

昨日は、「優先道路」と「広い道路と狭い道路」の優先関係についてご案内させていただきました。

残りの優先関係です。今回ご紹介するのは「左方優先」と「路面電車との関係」です。

最初の左方優先とは、そのままの意味で、右側と左側では左側から進行する車を「先」に通行させ、右側から進行の車を「後」にしますよというルールがあります。

これを左方優先と呼びます。ただし、何でもかんでも左側が先ということではなく特定の条件があります。

 

その条件とは、双方の道路の道幅が、同じぐらいであるということです。昨日の優先道路等のお話でも、広いか狭いかという道幅によって優先関係が決まるということをお伝えさせていただきました。

その道幅が同じぐらいであった際には、左が先という「左方優先」とルールによって順番が決まりまるのです。

 

そして最後が、路面電車に対する順番ですが、道幅が広いか狭いかによって順番が決まります。広いほうが「先」狭いほうが「後」という順番に変わりはありません。

ただし道幅が同じであれば、先ほどの「左方優先」は適用しないで、路面電車が先となりますので、ご注意ください。

 

いかがでしょうか?信号のない場所での優先関係についてご理解いただけたでしょうか?
十分ご理解いただいて運転していただきたいと思いますが、一点こちらも覚えておいていただきたいことがあります。

それは、優先関係にとらわれ過ぎないということです。つまり、ご自身が優先という意識を強く持ちすぎてしまうと思わぬ事故や、トラブルに巻き込まれることもありますので、「思いやり」「譲り合い」の気持ちを持つことが大切になってきます。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。