2020.05.27

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~歩行者編Q12~

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~歩行者編Q12~

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

 

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

 

40キロで走行しています。

この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。

そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

 

今回の状況は、皆様の中にも心あたりがある方がいるかもしれません。

 

もちろん私にもあります。私は高校時代に電車通学をしていました。朝の通学の際に電車に乗り遅れないように走って駅に向かう際に慌てて道路を横断したことが何度もありました。

今回の場面ですと、道路の右側にバスが止まっています。当然バスには出発時刻というものがありますので、いつまでも乗客の方を待ってはくれません。

 

ですので何とか間に合うために全速力で走る方を街中でもよく見かけますが、この場面でも道路の左側に必死に走る方の姿が見えますね。

この方は、この後一体何をするのでしょうか?想像してみてください。

 

もちろんしっかりと安全確認をしてから道路を横断することが考えられますが、場合によってはそうではないかもしれません。

 

皆様は、そんな時に十分警戒していただき、場合によっては停止し道を譲ることも必要になります。

それは、「横断歩道がない場所であっても、横断中の歩行者の横断を妨げてはいけない」とう交通ルールがありますので、横断歩道がなくても、横断者がいる可能性を考えていただきたいと思います。

 

いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

 

その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。