2020.05.22

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~歩行者編Q7~

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~歩行者編Q7~

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」

 

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

 

40キロで走行していたところ、ぽつぽつと雨が降り始めました。

この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?

 

 

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。

そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

 

 

歩行者として歩いていると、急に雨が降り始めて、慌てた経験が皆様にもあるのではないでしょうか?

 

もちろんそんな時にも傘を持っていれば問題ありません。ところが、うっかり傘を忘れてしまった場合には、さあ大変です。

どこか雨宿りできる場所を探して急いで右往左往なんてこと経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回の状況のように急に雨が降り始めると、雨を避けることに気をとられ周囲の状況に気を配るのが難しくなります。

 

そんな場面では、近くに横断歩道がない場所でも急に道路を横断する方もいらっしゃるかもしれません。

歩行者(自転車)の動きに十分注意し、急な動きに対応できるような速度と進路を選択してください。

 

また雨の降り始めというのは、路面にある、ほこりや油分、砂などが雨で浮いてくることでタイヤが非常に滑りやすく停止するための距離が長くなります。乾いた路面と大きく状況が異なりますので、そのことも見越した運転を行ってください

 

いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

 

その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。