脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q3~
車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。
その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」
交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。
そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。
それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。
30キロで走行しています。
この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?
まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。
そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。
今回の道路状況は、ご覧の通りに、左右の道路は時に大人と子供が見えます。
当然左右の歩行者にバランスよく安全な間隔をとり通過していきたいところですが、皆様であれば、こんな状況で、どのような行動をとりますか?
左右の歩行者お二人の様子をよく観察してみると、なんだか親しい関係性に見えませんか?
どうやらお二人は知り合いのようです。もしかしたら親子かもしれません。このような場合には、お子様が皆様の車に気が付かず、お母さんのところに駆け寄るかもしれません。
そう考えると、安全な間隔をあけて側方通過をするよりも一度停止し、安全にお子さんを渡らせてあげてから、通過するのが良いのではないでしょうか?
いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。
その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。