脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q10~
車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。
その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」
交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。
そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。
それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。
信号交差点にて右折待ちで停止しています。
この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?
まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。
そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。
前方に対向右折車と対向直進バスが見られます。そして対向直進バスは、目の前の対向右折車によって通行を妨げられている状況ですが、この対向右折車が発進するかどうかは、どこを確認すればいいでしょう?
それは、皆様の左側を通過しようとする後続の直進左折車になります。そこで、対向右折車の発進の可能性を左後方の状況をみて判断してください。
またこのような状況で、バスが発進できないことで、慌てて右折を開始すると、バスの左をすり抜ける二輪車がいた場合に対応が遅れてしまう場合もあります。
そこで皆様には、対向直進のバスが通過するのを待つぐらいのゆとりをもって運転をしていただきたいと思います。
いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。
その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。