2020.05.06

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q5~

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q5~

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

 

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

 

信号交差点を直進しようと40キロで走行しています。

この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?

 

 

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。

そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

 

右前方に大きな車がいると、その先が見えないいわゆる「死角」となります。その場合、皆様から対向右折車が見えなくなります。そしてそれは、対向右折車からも皆様が見えないということにもなります。

 

今回の場合ですと、バックミラーに後続車が見えます。急ブレーキで無理に停止すれば追突される危険性が高い状況です。

そのため、黄色信号の例外規定「そのまま進む」を適用し、交差点に進入します。ただし、対向右折車が、皆様に気が付かず交差点に進入してくる可能性もありますので、対向右折車の動きに十分注意してください。

 

いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

 

その分難しくなりますが、最初はゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。