2020.05.04

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q3~

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

信号のある十字路を直進しようと40キロで走行中、前方の信号が「黄色」に変化しました。

この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?

 

 

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。

そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

 

 

 

信号がいつ変化するのかを予測することは困難なものです。それだけに交差点付近を走行する際に、急に信号が変化すると、判断に迷うこともしばしばあります。

今回の状況であれば、前方に先行車がいる状況であり、信号が変わることで、前車が急停止することも予測されますし、対向右折がいれば無理な右折をされてしまうかもしれません。

そこで皆様には、このような前車がいる状況で信号が「黄色」に変化した場合には、前車は基本的に停止すると判断していただき、それにあった行動をしていただきたいと思います。

 

またこのような場合に、前車との車間距離が近ければさらに対応が難しくなるかもしれません。

そこで、普段から車間距離を適正に保つことで、そのような場合でも余裕を持って停止できるのではないでしょうか?

 

いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

 

その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。