昨日8月21日のブログ
【脱ペーパードライバーのためのこんな場面どうするの?】~こんなにあるの?路線バスを避けるとき考えること~
にて、バス停に止まっている路線バスに対する対応の少し特殊なケースについてお話しさせていただきました。
本日は、引き続き停車する路線バスを避けるお話ですが、その際の歩行者に関するお話です。
皆様こんな光景をご覧になったことありませんか?
バス停に止まっているバスに乗りたい方が、バスに向かって走っている姿、もしかしたらご自身にも心当たりがあるのではないでしょうか?
ちなみに私にも、その心当たりあります。私の場合は、バスではなく電車でしたが学生時代に電車に乗り遅れそうになり、駅に向かって猛ダッシュした経験が何度もあります。その際に、今の自分が見たら当時の自分に注意するような道路の横断の仕方もあったような気がします。
街中には、周囲の人が「むちゃでしょ?!」とびっくりするような行動をしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
例えば反対側(皆様から見て右側)の歩道から、発進直前のバスに猛ダッシュしている人を見落とした状態でバスを避けると怖いのではないでしょうか?
またこんな場面も考えられます。バスから降りた方が、バスの前方を通って反対側の歩道へ横断することも考えられます。
どちらの行動も何となく危ないことはわかっていただけると思います。ですから通常こういった行動をする方はあまりいないかとは思います。
しかし、何か考え事をしていたり、時間に追われたりと、平常心ではない状態も考えら、驚きの行動に出てしまうことも私たちドライバーは想定しなければいけません。
また、バスの前方を横断し歩行者が飛び出す可能性が高いバスがあります。それは、幼稚園バスと呼ばれる存在です。実際にバスから降りた園児がバスの前を通り反対車線に飛び出してしまい事故に遭うという事例も存在するのです。
そしてもう一つご注意いただきたいのが、歩行者ではないですが、注意しなければいけない「人」がいらっしゃいます。
それはバスの中にいる「人」です。観光バスであれば、バスに乗っている方は恐らくご自身の席に座っていると思います。しかし路線バスでは、一部を除き席が決まっておらず場合によっては、立って乗っている方もいらっしゃいます。
もし仮にバスが発進しようとしている時に、それに気付かずバスを強引に避けてしまい驚いたバスの運転手さんが急ブレーキを使用した場合、その拍子に立っている乗客が転倒しケガをしてしまうと、例えぶつかっていなくても、急ブレーキをつかわせた原因をつくったとして非接触の人身事故という扱いを受けます。
この様にバスを避けるだけで、実に様々なことを考え、想像していただく必要があります。最初は難しく感じるかもしれませんが、脱ペーパードライバーを目指して頑張りましょう。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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