先日レッスン中にお客様のご要望でガソリンスタンドに行きました。その時はレッスン車でしたので、「この車には、レギュラーガソリンを入れます」というお話をさせていただいた際お客様より、「ほかの車もレギュラー入れればいいですか?」とご質問がありましたので、本日は、車の燃料についてお話させていただきます。
一昔前は、車の燃料といえばレギュラー・ハイオク・ディーゼル(軽油)が主流でそれ以外は、あまり使われていませんでした。
最近は、先ほどの燃料以外にも電気自動車など様々なものが出始めていますが、いまだ主流は、変わっていません。
ということで本日のお話は、レギュラー・ハイオク・ディーゼルのお話です。
ご自身の車や、レンタカーなどどんな種類の燃料を入れればいいのか?どこを見ればわかるのか?といいますと、その車の「自動車検査証」通称、車検証を見ていただければ結構です。
車検証に「燃料の種類」の記載があります。その欄に「ガソリン」と記載があれば、レギュラー、「プレミアムガソリン」と記載があれば、ハイオクとなります。
また、「ディーゼル」と記載がある場合は、軽油を入れてください。
ガソリンスタンドでは、それぞれの油種を「レギュラー」=赤色、「ハイオク」=黄色、「ディーゼル」=緑色と色分けしていますので、分りやすくなっています。そういう意味では、燃料の入れ間違えはないかと思いますが、実際には、勘違いから油種間違いがあります。
多い勘違いが、軽自動車です。軽自動車の「軽」は、軽油の「軽」だと思い込み間違えてしまうというケースや、いつも運転している車の燃料が、レギュラーで、たまたま乗ったレンタカーや社用車などいつもと違う車の燃料を入れる際についつい、いつもの習慣でレギュラーを入れたら実は違っているなどのケースです。
皆様燃料を入れる際には、ぜひ確認しておいてください。
では、もし間違えて燃料を入れてしまった場合は、どうすればいいのでしょうか?
レギュラー車にハイオクを入れてしまった場合は、車への影響は基本的には心配いりませんが、ディーゼルを入れてしまった場合は、走行せずに、整備工場で対応してもらってください。
ハイオク車にレギュラーを入れてしまった場合も基本的には、そのまま走行できます。
ただし、本来の性能を出せなかったり燃費が悪くなったりすることなどが考えられます。ところが、問題は、超高級車などのハイオク専用の車の場合は、すぐさま故障とはならないかもしれませんが、長い目で見るとトラブルとなることが予想されますので、車屋さんに相談してください。
ハイオク車にディーゼルを入れてしまった場合も整備工場行ですし、ディーゼル車にレギュラーやハイオクを入れた場合も、整備工場行です。
現在は、店員さんが給油をしてくれるお店よりセルフ式のガソリンスタンドが多いですが、セルフ式でも必ずお店の人がいますので、不安な方はお店の人に必ず確認してください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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