本日も、昨日に引き続き駐車のお話です。昨日は、駐車場での危険についてお話させていただきましたが、本日は、その危険を踏まえて事故防止のために皆様にどうしていただきたいのかをお伝えさせていただきます。
まず、バックする時の速度は、人が歩くぐらいの速度、もっと言うと歩くより遅い速度が理想です。これを微速と呼びます。
バックのときは、あちこちに危険があります。そのため、車の周囲を3つの鏡や場合によっては直接見て(目視と呼びます)安全確認しなくてはいけません。
そんなにあちこち注意しなくてはいけない状況で、速度が速いと気が付く前にあててしまう危険性が高まるため歩くより遅い速度が理想というわけです。
次に車を発進させる時は、隣の車との間隔に注意してください。レッスン中にもあることですが、駐車の練習をして発進する際に左右にハンドルを回すのが速すぎて、回した方に止まっている車と近づいてしまう方がいらっしゃいます。(内輪差とよびます)
ほかにも動こうとしたら、隣の駐車スペースにほかの車が止めようとバックしてくることや、隣の車から人が下りようと扉を開けるかもしれませんし、ご自身の車の前を横切る人や車がいるかもしれませんので十分注意して下さい。
そして、駐車場内は、徐行して走行します。徐行とは、いつでもすぐに止まれる速度時速になおすと10キロ以下の速度のことを指しますが、状況によって多少の誤差が出てきます。
何度もお伝えさせえていただいている通り、駐車場内は、人や車が行き来します。まるで一つの大きな交差点のような場所です。
急に車が動き出すこともあります、人が出てくることもあります。そんな場所を、勢いよく走行するのは、あまりにも危険すぎます。たとえ混雑していて駐車スペースがなかなかない時にイライラしていても、ようやく一か所のスペースを見つけたとしても落ち着いて運転してください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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