皆さんこんにちは。本日も雨の日の運転についてです。雨は比較的よくある天候ですが、様々なことを注意しなくてはいけないので、ぜひ覚えておいてください。
雨の日に高速道路と呼ばれる場所を運転する際に気にしなくてはいけないのが、「ハイドロプレーニング現象」です。ちょっと名前が覚えにくいですので、名前は忘れても良いと思いますが、内容は覚えておいてください。
これは路面が水でおおわれている時に高速走行すると、タイヤが水の上に浮いてしまうという現象です。
タイヤが水に浮くといわれると、分りにくいかと思いますが、プールなどにあるウォータースライダーを思い出して下さい。
あれも体と滑り台の間に水が入り、摩擦が減ることでスピードが出るものです。
ウォータースライダーと同じことが車にも起きます。車の場合は、このハイドロプレーニング現象が起きると、タイヤと路面との摩擦が減り、ハンドル・ブレーキが全く効かなくなりコントロールを失うというものです。
実際に自動車学校時代、茨木県にある自動車安全運転センター研修を受けさせていただいた際に、このハイドロプレーニング現象を体験させていただきました。
びっくりするぐらい車のコントロールができません、いつも思い通りに動いてくれる車が、自分の操作を無視してただ滑っていき、何もできない状況がもし通常の道路で起きると恐ろしく感じました。
ではどうすればこのハイドロプレーニング現象を防ぐ事ができるのでしょうか?
先ほどの「ハイドロプレーニング現象」のご説明をさせていただいた文章にキーワードがありました。皆さんは気が付かれましたか?
それは、「高速で走行すると」です。つまりこのハイドロプレーニング現象が発生するのは、ある程度のスピードが必要と言うことです。
ですので、雨降りの日に運転する際には、車のコントロールが効かなくなる可能性があることを知っておいていただき、いつもより速度を控えていただく必要があります。
運転する車のコントロールを失い何もできない状況に陥らないように本日のお話を覚えておいてください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
こちらから他の記事もご覧いただけます。