2019.05.17

【脱ペーパードライバーのために知っておきたい交通ルール】~入る?入らない?~

先日のレッスン中にとある質問をただきました。右折の際にお客様より「この場所は入って良いのですか?」と。

 

先日の5月5日と6日の2日間にわたり当ブログにて、左折と右折についてお話させていただきました。

 

しかし少し説明不足でしたので、改めて少し補足をさせていただきます。

 

右折と左折の際にそれぞれ、事前に左右に寄ることをご案内いたしましたがその際のお話です。

 

まず左折の際に、道路左に線が書いてあることがあります。その線には、数種類あり入って良い場合と入ってはいけない場合があります。

 

あまり詳しくお話しすぎると、難しく感じてしまうかもしれませんが、とってもシンプルにこう覚えてください。

 

歩道がある場合は、線の中に入ってもいい。

 

歩道がない場合は、線の中に入ってはいけない。これで十分です。

 

続いて右折の場合ですが、今回レッスン中にお客様に「この場所は入っても良いのですか?」とご質問を受けた「この場所」がこちらです。

すみません私写真を撮り忘れたので、イラストでご容赦ください。この縞々のペイントです。

 

確かに街中のドライバーさんを観察していると、この縞々のペイントを踏んで右に寄る方と踏まずに寄せる方がいらっしゃいます。

 

どちらが正解か。実はどちらも正解なのです。というと混乱するかもしれませんが、この縞々のペイントを「導流帯」と呼びます。

 

この場所、基本的には入らずに右に寄せます。しかしある状況では入っても良いことになっています。

 

ある状況とは、簡単に混雑している時です。

 

例えば、直進左折レーンにたくさんの車両がいるときには、右折車はこの導流帯に進入し右折レーンまで行きます。(右折レーンに行く際に、中央線を越えるのはいけません)

反対に右折車がたくさんいる場合は、導流帯に入って待つことで、直進左折レーンの邪魔にならないようにします。

しかし、そのような状況でないなら、入らずに右に寄せていただくことになります。

 

ただしここでもう一つご注意いただきたいことがあります。それは同じ縞々でも、縞々をかこっている線が白であれば今お話しした「導流帯」ですが、縞々をかこっている線が黄色の場合は全く別の意味になります。

 

黄色の線に白縞々は「立ち入り禁止」といって混雑している際にも進入はできませんので、混乱してしまうかもしれませんが間違えずに記憶に残しておいてください。

レッスン中でなくても街中の交通関連の疑問があったときは、ご遠慮なく連絡していただければと思います。

 

愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

 

本日もありがとうございます。

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