昨日は、窓ガラスの凍結についてご案内させていただきました、本日もその続きで冬の運転についてですが、絶対にやめていただきたいのが、雪道をノーマルタイヤで運転することです。
北海道などの豪雪地域などで、そんな方はいらっしゃらないと思います。
しかし愛知県のように1年に数回積もるか積もらないかぐらいの地域ですと、冬にタイヤを交換しないという方も多いようです。
以前、自動車学校時代に調べたデーターでは、豪雪地域以外の一般的な地域では、おおよそ40%ほどの使用率だったと記憶しています。
実際街中で運転されているお車のタイヤを見るとノーマルタイヤの状態で冬を迎えている車も多くあります。
そのノーマルタイヤの方々が雪の日にそのまま運転されているかはわかりませんが、雪の日にノーマルタイヤで運転するのはそもそも違反になります。
地域によって降雪量が異なるため、沖縄を除く各都道府県でそれぞれ細かく決まっています。
愛知県では、「積雪または凍結のため滑る恐れがある道路において自動車(2輪のものを除く)を運転するときには、タイヤ・チェーンを取り付ける等してすべり止めの措置を講ずること」とされています。
もちろん違反になるからという以上に雪道でのノーマルタイヤでの運転がとてつもなく危険ですので絶対に対策をしていただきたいと思います。
では、具体的なすべり止めの措置とはいったいどんなものがあるのでしょうか?
オーソドックス対策は条文にある「スタットレスタイヤ」と「タイヤチェーン」になります。
ただ最近は、オールシーズンタイヤというものもでてきており、注目され始めています。
こちらは、タイヤ交換の手間、保管場所、費用などを考慮しオールシーズンタイヤを選択する方もいらっしゃるようです。
ただ、凍結路に弱いという特徴があるのと、商品によっては高速道路が走行できないというデメリットもあるようです。
また最近出始めた対策方法として、「オートソックス」というものがあります。こちらは、タイヤに装着する布製のタイヤすべり止めで、タイヤチェーンに比べ、装着のしやすさ、軽さ、また、スタッドレスタイヤに比べ安価なことを考慮し選択される方もいるようです。
そして、超応急措置として、スプレー式タイヤチェーンというものもあるそうです。(ちょっと不安な感じがしますが)
いかがでしょうか?冬のすべり止めの対策として様々なものがあります。一概にどれがおススメとはいいがたいですが、皆様の運転頻度などを考慮選択していただければと思います。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
こちらから他の記事もご覧いただけます。