皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年末のブログでは、冬の運転につて、雪道や凍結路での運転をご案内させていただいておりました。
そしてまだすべてお話していません。ですので本当は、本日はその続きをと思いましたが、昨年末にこんな記事を見つけましたので、本日は少し脱線します。
私が見つけた記事は、熊本県警が行った調査の結果を紹介したものでした。
どんな調査だったのかというと、県内の市道で、信号の無い横断歩道を渡りたい歩行者がいた時に、車が止まるか止まらないかという調査でした。
こういった調査結果はよく見るのですが、私が以前見た記憶があるデーターでは、確か止まる方は、20%未満だった記憶があります。
そして今回この調査をご紹介しようと思ったのが、今回の調査は、横断歩道で手を上げないで渡ろうとした場合と、手を挙げて渡ろうとした場合のドライバーの違いも調査しているという点でなるほどと思いご紹介させていただきました。
手を上げないで歩行者の方が立っていた場合には、先ほどご紹介した割合と同じぐらいだったものが、手を挙げて渡りたいという意思表示をしたことで、停止する車の割合が3倍程になったそうです。
本来の道路交通法では、皆様ご存知の通り、信号の無い横断歩道を渡りたい方がいた場合には、その場所を通過する車には、「一時停止」をすることが義務付けられています。
ですので、歩行者の意思表示に関わらず停止するのが必要なのは当然ですが、歩行者の方の意思表示一つでこんなにも結果が変わるということは、多くの方は、本来の交通ルールを、ご理解いただいている方が多いということ。
ただその方々も普段、歩行者の意思表示がない状況では、何らかの理由でそのまま通り過ぎてしまうこと。
車も歩行者も相手に対する、意思表示をするのが、本当に大切だと感じた記事でした。
ところで皆様は、ご存知でしょうか?実は愛知県にあるとある警察署が数年前から、「ハンドアップ運動」という活動をしています。
この活動は、名前の通り、横断歩道を渡るときは手をあげましょうという運動で、周辺の小学校や高校、自動車学校などと協力し啓蒙活動をしています。
そうした活動が、少しずつ同じ県内の他地域に広がりを見せているそうです。
ぜひこれを読んでいただいている方々も横断歩道を渡る際には、ハンドアップ運動に参加してみ下さい。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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