昨日に続き道路ペイントの「指示標示」です。これでそれぞれの標識・標示は一通りご案内させていただいたことになります。
実は本日の指示標示かなりの部分がこれまでのブログの中ですでに登場しています。ということで、やっぱり本日も絞ってご案内させていただきます。
こちらは、当ブログを読んでいただいていない方もご存知だと思います「横断歩道」「自転車横断帯」です。
あえてご紹介する必要もないかもしれません。ただ皆様はこの標示よりも、こちらを覚えて下さい。
これは、この先に横断歩道・自転車横断帯があることを教えてくれる「予告」になります。
なぜ予告が必要なのかといいますと、横断歩道などで、横断したい歩行者(自転車)の方がいた場合、車を運転するドライバーは、止まって譲る義務がありました。
予告があった方が、歩行者が「いるのか」「いないのか」を判断する時間にゆとりがあります。そのゆとりが安全に減速・停止といった操作をさせてくれ、歩行者の方に無理なく道を譲れるためです。
また珍しいところでは、こんな標示があります。
「二段停止線」といって、二輪車の停止線と四輪車(二輪車以外)の停止線を分けている場所もあります。これは停止線を分け、二輪車を四輪車の前に停止させることによって、二輪車の巻き込みを防ぐという狙いで一時期多く設けられましたが、反対に二輪車のすり抜けを誘発してしまい、結果接触が増えたため現在は、激減しています。
ただ一部残っていますので、知っておいていただければと思います。
続いて、こんな縞々模様のペイント見たことありませんか?
この縞々模様を「導流帯」と呼びます。
昨日ご案内した、立ち入り禁止部分は外枠が黄色で中に白の縞々ですが、こちらは、白の区画に白の縞々になります。
こちらの導流帯は、「混雑している時には入っても良いけど、すいているときは入らないでください」という場所になります。
ただこちらは、すいている時でも進入する車が多いようです。
そして最後がこちら、「前方優先道路」といいます。
この標示があった場合、「前方の交差道路が優先道路であり、その道路を通行する交通の邪魔をしないように」という意味になります。
いかがでしょうか?
標識・標示について様々なご案内をさせていただきましたが、ペーパードライバーの皆様にとって必要なもの中から絞ってご紹介いたしましたので、数としては少なくなっていると思いますので、ぜひ記憶に残して運転していただければと思います。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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