高速道路でのハザードから始まり、交差点でのパッシング、後続車へ譲る場合、夜間他車へ譲るときなど様々意思疎通についてお話させていただきました。
本日は、感謝を伝えるお礼についてです。本日のお礼も重要な意思疎通になります。といいますのも、お礼をしないことで相手が不快に思い、交通トラブルになるケースもあるぐらいです。
では、道を譲ってもらったときなど、どのように相手にお礼の気持ちを伝えると良いのでしょう?
ご存知の方もいらっしゃると思います。よく交通の中で皆様がやられる方法が、すれ違う際などに、「ペコッ」っと頭を下げたり、持っているハンドルの片手を「スッ」ッと上げたりするとその気持ちは相手に伝わります。
しかし夜間では、これらのお礼行為が相手には見えないのではないかと思われたり、場合によっては、余裕がなくお礼がとっさにできない場合もあったりもします。
そんな時によく利用される方法が、ハザード(非常点滅表示灯)です。実際に私もこの方法で「ありがとう」の意思表示を行うこともありますし、道を譲った際にされることもあります。
しかし状況によっては、別の意味(駐停車など)に誤解されることもありえますので、使用の際には注意が必要になります。
また中には、お礼のために「クラクション(警音器)」を使用する方もいらっしゃいます。
当ブログをご覧いただいている方は、ご存知だと思いますが、クラクションは決められた場所・場合以外に使用することはできません。それはもちろんお礼のためであってもです。
お礼のためのクラクションは、悪気がなくむしろ感謝の意思を伝えたいためのプラス感情での使用ですが、(お礼の対象の方以外の)他者や近隣住民などに迷惑となる行為ですので、お礼のためのクラクションはやめていただきたいと思います。
いかがでしたでしょうか?連日車両間の意思疎通でお話をさせていただきました。
意思疎通は合図と同じく間違えて相手に伝わってしまうと相手に迷惑を与えたり、場合によっては事故になったりもします。
ぜひ皆様今回のお話をお役に立てていただき、無事ペーパードライバーを卒業してください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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