先日とあるお客様のレッスン中にこんなことがありました。そのお客様は何度かレッスンを受けていただいている方でしたが、ペーパードライバー卒業へ向けた最後のレッスンで高速道路の運転をご希望されました。
高速道路を運転していただく前のお客様には、いつも高速道路運転に関する、自作の資料を送らせていただいており、安全にレッスンをしていただけるようにしております。
しかしその資料は、基本的な部分しか乗せておらず資料にないことをご質問受けました。
それは、「前の車は何をしているのですか?」でした。
このご質問を受けたのが、ちょうど前方が混んでいて速度がだんだん落ちてきたときでした。前方の車が非常点滅表示灯(ハザードランプ)をカチカチと点灯させていました。皆様、お分かりになられますか?
高速道路で、渋滞・混雑により速度を落とす場合には後続車にその旨伝えることが必要になります。そうしないと前方の渋滞に気付かない後続車がいた場合追突の被害を受けてしまうからです。
ですので、「あれは私達に、前方が混雑して渋滞で減速します。追突してこないように気を付けて下さい。という意思表示になります」とご案内させていただきました。
実はこの渋滞でハザードを点灯させるという意思表示もそうですが、車を運転中に他のドライバーさんが様々な方法で意思表示をする場面があります。
しかしそれらは交通ルールとして決められた方法ではなく、状況を見てお互いに相手に知らせたいこと、伝えたいことを様々な方法によって行っているものです。
ですので、なるべく相手の意思表示を正確に汲み取ることが必要ですし、皆様も相手(周囲の交通者)に正確にご自身の意思を伝えることが必要になります。
ですので、明日からは、車両間の意思疎通方法についてご案内させていただきます。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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