「以前、運転中に怖い思いをしてから、車を運転するのが嫌になってしまった」
「もう一度運転したいけれど、また怖い思いをするのではないかと不安」
ペーパードライバーの方の中には、単に運転する機会がなかったのではなく、過去の運転経験がきっかけで、車から遠ざかってしまったという方もいらっしゃいます。
今回ご紹介するのは、約2年間ほとんど運転していなかった20代女性の事例です。
免許取得後は少し運転していたものの、運転中に怖い思いをしそうになったことをきっかけに、運転を避けるようになったそうです。
今回、アルバイト先まで車で通う必要があり、再び運転に挑戦することになりました。
ただし、ご本人からは、
「かなり不安が大きいです」
「ゆっくり目のペースで慣れていきたいです」
というご希望がありました。
そこで今回は、交通量の少ない場所で基本操作から始め、少しずつ走行環境を変えながら、最終的には実際の通勤経路まで練習しました。

運転中の怖い経験がきっかけで、運転から遠ざかる
今回のお客様は、運転免許を取得した直後には、ご自宅周辺で少し運転されていたそうです。
ところが、あるとき運転中に怖い思いをしそうになったことがあり、それ以来、車を運転することが嫌になってしまったとのことでした。
その結果、約2年間ほとんど運転しない状態が続いていました。
ペーパードライバーになった理由は、人によってさまざまです。
車を使う必要がなかった方もいれば、運転に自信が持てず、次第に運転する機会がなくなってしまった方もいます。
今回のように、過去の怖い経験がきっかけとなっている場合には、運転を再開する際の不安も大きくなりやすいと思います。
そのため、最初から難しい道路へ進むのではなく、まずは落ち着いて車を動かせる環境を用意することにしました。
講習前に交通量の少ない練習場所を確認
今回の講習では、事前にご自宅周辺の道路環境を確認しました。
ご自宅の近くには、道幅はそれほど広くないものの、交通量が非常に少ない道路がありました。
さらに少し離れた場所には、緩やかなカーブや急なカーブ、信号のある交差点や信号のない交差点、上り坂や下り坂などがある道路も見つかりました。
しかも、交通量は非常に少ない場所です。
さまざまな道路状況を練習できる一方で、周囲の車を過度に気にせず、落ち着いて基本走行を確認しやすい環境でした。
そこで今回は、こうした道路を利用しながら、少しずつ運転に慣れていただくことにしました。
まずは「動く・止まる・曲がる」から
講習の最初は、運転姿勢や車の各装置の使い方などを確認しました。
その後、ご自宅周辺で基本操作の練習を始めます。
最初から遠くへ出かけるのではなく、
車を動かす
→ 停止する
→ ハンドルを操作して曲がる
という基本的な動作を繰り返しました。
久しぶりの運転では、車を動かすこと自体に緊張してしまう場合もあります。
そのような状態で周囲の交通量が多い道路へ進むと、車の操作と安全確認を同時に行わなければならず、負担が大きくなってしまいます。
そこで、まずは基本操作を確認し、少しずつ運転に慣れていただきました。
交通量の少ない場所で、さまざまな道路状況を経験
基本操作に慣れてきたところで、事前に確認していた練習場所へ移動しました。
そこでは、直線道路だけでなく、カーブや坂道、交差点などを利用して基本走行を練習しました。
交通量が少ないため、一つひとつの操作や安全確認について、落ち着いて確認することができます。
ご本人も、周囲の交通を過度に気にせず練習できたことで、負担が少ない様子でした。
今回のように運転への不安が大きい場合、どこで練習を始めるかも、講習内容と同じくらい大切になることがあります。
次は速度の出る道路へ。最初は怖さも
約1時間ほど基本走行を練習した後、今度は少し速度の高い道路へ進みました。
それまでの練習場所に接続する道路には、片側2車線の区間があり、最高速度が60km/hに指定されていました。
ただし、交通量はそれほど多くありません。
そこで、この道路を利用して、速度の変化に慣れる練習を行いました。
最初は、これまでより速度が高くなることに怖さを感じていたそうです。
しかし、しばらく走行しているうちに、少しずつ恐怖心も小さくなってきたとのことでした。
速度が高くなる道路では、単にアクセルを踏むだけではなく、前方の状況を早めに確認し、車間距離を保ちながら運転する必要があります。
そうしたことも確認しながら、次の段階へ進みました。
実際にアルバイト先まで運転してみる
講習時間が半分ほど経過したところで、今度は実際の目的地へ向かう練習を始めました。
今回のお客様が希望されたのは、今後アルバイトで定期的に通う予定の場所です。
ご自宅から車で約25分の距離にあり、国道41号を利用して美濃加茂市方面へ向かう経路でした。
ただし、この経路には車線変更や合流が必要になる場所があります。
これまでの練習とは違い、周囲の車の動きを確認しながら、進路を判断する必要があります。
そこで、往路ではこちらからのサポートを多めにしながら、実際にアルバイト先まで運転していただきました。
やはり難しかった車線変更と合流
アルバイト先までの経路自体は、それほど複雑なものではありませんでした。
しかし、ご本人が難しいと感じたのは、やはり車線変更と合流でした。
車線変更では、周囲の車の位置や速度を確認し、十分な間隔があるか判断しなければなりません。
合流も同様です。
自分の車を操作するだけでなく、周囲の交通の流れに合わせる必要があります。
そこで帰り道では、車線変更や合流について改めて確認しながら練習しました。
最初はサポートが必要だった場面も、繰り返していくうちに落ち着いて対応できるようになってきました。
そして最終的には、こちらからのサポートがなくても、ご自身で周囲の状況を判断し、車線変更や合流を行うことができました。
最後は自宅での駐車練習
アルバイト先までの往復を終えた後は、ご自宅へ戻りました。
そして最後に駐車の練習を行い、3時間の講習を終了しました。
講習開始前には、
「かなり不安が大きい」
「ゆっくり進めたい」
とお話しされていたお客様です。
今回は、基本操作から始めて、交通量の少ない道路、速度の高い道路、実際の通勤経路へと段階的に練習を進めることができました。
もちろん、3時間の講習ですべての不安がなくなったというわけではありません。
それでも、最初は怖さを感じていた運転に再び挑戦し、最終的には車線変更や合流もご自身で判断できるようになりました。
講習終了時には、今回の練習に満足していただけたご様子で、
「周りにペーパードライバーの友達がいたら紹介します」
といううれしい言葉もいただきました。
運転が怖いときは、無理に難しい道路から始めなくてもいい
今回の講習で特に大切にしたのは、ご本人が希望されたペースで、少しずつ練習環境を変えていくことでした。
運転中に怖い思いをした経験がある場合、再び運転すること自体に抵抗を感じることもあります。
そのようなとき、最初から交通量の多い道路へ出る必要はありません。
今回のように、
基本操作を確認する
→ 交通量の少ない道路で練習する
→ カーブや交差点などを経験する
→ 少し速度の高い道路へ進む
→ 実際に使う経路を運転する
という方法もあります。
また、今回の事例では、車線変更や合流に難しさがありました。
これは、実際に通勤経路を走ってみたことで明確になった課題です。
単に運転への不安を減らすだけでなく、これから車を使う生活の中で、何が難しいのかを確認することも大切です。
過去に怖い経験があったからといって、その後ずっと運転できないと決まったわけではありません。
まずは現在の運転状態を確認し、無理のない環境から少しずつ練習を始めることが、運転再開への一つの方法になると思います。
実際に講習を受けた方の声もご紹介しています
「過去に怖い思いをしてから運転していない」
「長い間運転していないけれど、もう一度挑戦したい」
「実際に受講した人はどう感じたんだろう?」
そのような方に向けて、実際にペーパードライバー講習を受講されたお客様からいただいたアンケートやご感想をご紹介しています。
過去の怖い経験から運転を再開したい方もご相談ください
愛知ペーパードライバースクール名古屋校では、これまでの運転経験や現在の不安、実際に車を使いたい目的などを伺いながら、運転状態に合わせて講習を進めています。
「以前、運転中に怖い思いをした」「交通量の少ない場所からゆっくり練習したい」「仕事やアルバイトで使う経路を実際に走ってみたい」という方も、ご相談ください。
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