2020.06.05

【名古屋市】新入社員運転講習~『止まれ』で止まることの難しさ~

今回の企業講習は4月に入社された新入社員お2人の運転講習になります。

 

社有車を使用して、2時間コースを別日にそれぞれお1人ずつの実施です。

 

既に仕事で運転はされているそうなので、名古屋市内のこれから担当するエリアを運転してもらいました。

 

運転経験が少ない分、視野が狭いと感じられることがありますが、概ね安全に配慮された運転をされております。

 

特にお2人とも、『止まれ』の標識のある交差点では、必ず一時停止をしておりました。

 

講習なんだから、誰でも止まるでしょ!

 

と、思う方もいるかと思いますが、講習でも止まらない方が多いのが『止まれ』の標識の難しさです。運転経験のある方の講習を色々担当してきましが、止まれる方ももちろん多いですが、止まらない方も同じくらい多くおりました。

 

ただ、表現としては『止まらない』というよりは『止まれない』の方が正しいかもしれません。

 

『止まれ』のある交差点では、大体左右の見通しが悪いので『止まれない』方の多くは止まる前から左右の確認を始めます。その確認をしているうちに停止線を越えてしまう方が多いです。確認を頑張り過ぎて運転に対するゆとりがなくなって、止まり忘れてしまうということですね。

特に運転経験が長いベテランドライバーの方でも、『止まれ』では止まりましょうと言っても止まれないことがあります。これは、長い運転経験からくるクセみたいなものができて、我流の運転行動がそうさせてしまうのかもしれません。

 

今回のお2人は『止まれ』で止まれる余裕を持って運転をされておりました。運転は一つひとつの行動の積み重ねが重要になってくるかと思います。これからも安全運転でお仕事頑張ってください。

 

講習の受講ありがとうございました。

 

愛知ペーパードライバースクール 滝

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です