ペーパードライバーレッスンでは正しい時期でのウインカーの出し方の他に、状況に応じた周囲へ誤解を与えないウインカーの出し方もご説明しております。
ウインカーは車の行動を予め他車(者)に知ってもらう為に出しています。ウインカーを出す行為は車を運転する基本的な行為ではあるのですが、これは長年運転しているドライバーでも適切に出せないこともあります。
これはウインカーをいつ出すかの知識があやふやだったり、その人の運転の癖によってウインカーが早すぎたり遅すぎたりすることもあります。中にはウインカーを出し忘れて行動する場合もあります。
運転中はウインカーを正しく出すことはもちろんなのですが、上記のように適切にウインカーが出されないこともあるので、自身が運転する上では他車のウインカーや車の動きや速度を良く見て、どのような行動を取るのかを観察することも重要になります。
そしてもう一つ注意しなければならないこととして、ウインカーを出しているのに、その行動を取らないドライバーに出会うこともあります。
まずは下記の動画をご覧ください。
対向車が右折ウインカーを出して交差点に近づいてきたのが分かるかと思います。この交差点では対向車は右折できるので、曲がるかと思いましたが、速度を全く落とさず走行してきたので『直進してくるかもしれない』と予測することができます。
幸い対向車線の左車線側の交通量が多かったので、こちらの車は曲がることはありませんでしたが、もし、交通量も少なく対向車の右折ウインカーを信じて右折を開始していたら大きな事故になる可能性もあります。
では何故、対向車はウインカーを出していたのでしょうか?
これは予想ですが、車線変更で出したウインカーを消し忘れたまま走行していると考えられます。
車線変更はハンドルの操作量が少なく、車線を変更した後にウインカーが消えないので、自分で消す必要があります。それを消し忘れたまま走り続けているのかと思われます。
もちろん人間だからミスはあるかと思うのですが、大きな事故にもつながりかねないので、交通上のミスには注意をしましょう。
危険予測のワンポイント
『他車のウインカーを信じすぎない』
Apds 滝
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