

2019.09.01
【脱ペーパードライバーのためのこんな場面どうするの?】~きっかけは?あおり運転のお話その3~
昨日は、私の「あおられ体験」についてお話させていただきました。当たり前にするべきことをしただけで 「あおられる」可能性もあるということが昨日のお話でおわかりいただけたと思います。
本日は、じゃあどうすればあおられにくく、ご自身の身を守れるのか?というお話です。
あおられないために、「これは絶対にやめた方がいいです」というのは、相手の感情を刺激する行為です。真っ先に思い浮かぶのが、「クラクション」です。
実はこのクラクション、「鳴らさなきゃいけない場面」と「鳴らしちゃいけない場面」が明確に決められています。
詳しくはこちらをご覧ください☟
【脱ペーパードライバーのために知っておきたい交通ルール】~『警音器(クラクション)いつ鳴らすの?』というお話~
いかがでしょう?クラクションについて、おわかりいただけたでしょうか?
相手が危険な運転をした場合、クラクションを鳴らす必要があることも考えられます。ただ鳴らさないで回避できるならそれが一番だということを忘れないでください。
なぜなら、自分自身(相手ドライバーさん)が危険な行動をしたという認識があるなしにかかわらず、クラクションを鳴らされた相手は、「ムッ」としてしまい、人によって攻撃的になることも考えられます。
クラクションで危険を避ける代わりに交通トラブルに遭う可能性が高まってしまいます。
次にあげられるのが、「割り込み」です。もちろん皆様が割り込みをするとは思いませんが、考えられるのは、追い越し車線などへの進路変更の際に当然、進路を変える場所の安全確認をしていただくと思います。
その時に他車(後続車)の位置や速度を見誤ることがあるかもしれません。皆様より早いスピードで走行している後続車の前に進路変更してしまうと、相手は、「進路を妨害された」「割り込まれた」と感じてしまい、速度と位置の見誤りが原因で「あおり」が発生するかもしれません。
またそれ以外に、進路変更の際に、「合図」を出さないで進路を変える方をお見かけすることもありますが、これも他車からすれば、「合図も出さずにいきなり目の前に入ってきた」などのイライラを与えてしまうかもしれません。
他にも進路変更のハンドル操作が少し「急」になると、相手からは「急なハンドル操作で割り込まれた」といった印象を与えるかもしれません。
実は、「あおり」を受けにくくする運転には、「ルール」を守ることはもちろん、「マナー」とか「配慮」というのも同じぐらい必要で、1つ1つの運転行動が相手の感情にどう影響するのかを考えた運転をすることが大切なのではないでしょうか。
当スクールのブログでは、「交通ルール」に関する内容や、運転中の「マナー」や「配慮」といった内容でも色々お話をさせていただいております。
ぜひ色々な記事をお読みいただき「あおられにくい運転」を身に付けて下さい。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
こちらから他の記事もご覧いただけます。
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