

2019.08.25
【脱ペーパードライバーのためのこんな場面どうするの?】~こんなに危険!睡眠不足での運転~
皆様は、寝つきは良い方ですか?私は寝つきがすごく悪く、気付けばベッドに入ってから2時間経っても寝むれないこともあるぐらいです。
ですので寝つきのいい方が非常にうらやましく思う事もあります。なぜいきなりそんなお話をしているのかといいますと、寝不足が運転への影響を与えるからです。
ということで、本日は睡眠不足と運転についてのお話です。
通常私達ドライバーは、車の運転をする際、
- 周囲の状況や情報を得る「認知」
- 得た状況や情報をもとに、安全な行動を考える「判断」
- 判断した行動を実際に行動に移す「操作」
という一連の流れに沿って車を動かします。
しかし、睡眠不足状態では、これら3つの流れのすべてに悪影響が出るといわれています。
睡眠不足状態は、居眠り運転の大きな原因になりますが、居眠り運転までにはならなくても、集中力や注意力の低下など先ほどの「認知」「判断」「操作」の全てに悪影響が出る恐れが高まります。
実際に、6時間睡眠の方と、7時間睡眠の方を比べると、6時間睡眠の方が居眠り運転をしてしまう頻度が高くなることや、追突事故や自損事故を起こしてしまった運転者の方に6時間未満の方睡眠の方が多いというデーターなどもあるようです。
睡眠不足が、常習化してしまうと、日々の疲れもなかなか取れず、蓄積されてきます。その慢性的な疲労の蓄積が「漫然運転」を引き起こす恐れが高まります。
漫然運転とは、運転中にぼーっとしたり、考え事をしたり、眠くなったりした状態での運転で、この「漫然運転」というのが、交通事故、とりわけ死亡事故につながる可能性が一番高い運転になります。
つまり運転中に眠たいと感じたまま無理して運転を続けるのは、死亡事故の可能性が高まった状態での運転となりますので、早めに休憩をとってください。
その際には、こんな方法を試してみてください。運転中眠気を感じどこかの駐車場などで休憩する時には、座席のリクライニングを倒し、目をつぶって10分ほどそのまま休憩をします。すると、頭がすっきりします。私も運転中眠くなったら実践する方法で、自動車学校時代には学科の授業で教習生の皆様にもおススメしていました。ぜひお試ししてみてください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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