昨日まで、坂道での様々な状況での譲り合いについての内容でした。本日は、少し変わり坂道での駐車方法についてご案内させて頂きます。
そもそも、坂道の中で勾配が急な坂は上りも下りも駐停車は禁止されています。
勾配が急な坂とは、傾斜の度合いが10%以上の坂で100メートルにつき10メートル上がるか下がる坂のことをいいます。
一方で、今回のお話はそのような急な坂ではなく緩やかな坂での駐車についてです。やっていただくことは、3つです。
まずは、駐車ブレーキを確実にかけます。そして、オートマチック車はシフトレバーをパーキングに入れます。
マニュアル車の場合には、上りと下りでシフトレバーの位置が変わります。上りの場合は、ローギアに下りの場合には、リバースギアに入れます。
そして、最後に輪止めを行って下さい。もし輪止めがない場合は、石などで代用することもできます。
実際に、坂道で上記の駐車方法をしっかり行わなかったことで、無人の車が坂道を滑走してしまい大きなトラブルになることがあります。緩やかな坂でも十分注意して下さい。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。