昨日は、長い下り坂や急な下り坂でフットブレーキを使用しすぎることでブレーキの効きが悪くなるということをお伝えさせて頂きました。
いったいなぜそのようなことが起きるのでしょうか?本日はそのブレーキが効かなくなる原因についてです。
フットブレーキを使用しすぎることでブレーキが効かなくなることをフェード現象やベーパー・ロック現象と呼びます。
どちらもブレーキを使用しすぎることでブレーキ装置が加熱しその熱によってブレーキの効きが悪くなります。
フェード現象とは、ブレーキ装置が熱を持つことでブレーキの摩擦が急激に低下し効きが悪くなります。
一方でベーパー・ロック現象は、ブレーキ装置の熱がブレーキ液に伝わりその熱によりブレーキ液内に気泡ができブレーキの効きが悪くなります。
それでは、急な下り坂や長い下り坂でこういったブレーキの効きが悪くなることを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか?
また、万が一にも上記のような状態に陥ってしまったときの対処法はどうすればいいのでしょうか?
続きはまた明日ご案内させて頂きます。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。