交通ルール解説
昨日は滑りやすい場所についてご案内させて頂きました。本日は続きで、
滑りやすい状態となっている路面の状況についてご案内させて頂きます。
それぞれの路面の状況によって気を付けていただくポイントが変わってきますのでご注意をお願い致します。
気温が低く積雪した路面が解ける前に車が何度も通過することによって、次第に雪が踏み固められている状態の路面のことを圧雪路面と呼びます。
この圧雪路面は、冬用のタイヤ(スタッドレスタイヤなど)を使用してれば問題なく走行ができる路面になります。
ただし、雪の積もっていない通常のアスファルト路面に比べれば滑りやすいので注意が必要となります。
反対に少し温度が高いために雪が解け始めているシャーベット状になっている路面は、人によって圧雪路面に比べ滑らなそうな感じを受けるかもしれませんが、ハンドルがとられやすく見た目以上に滑りやすい状態になっています。
そして上記の路面に比べ圧倒的に危険な路面が俗にいう「アイスバーン」です。こちらは前述のシャーベット状になった路面が再び気温が下がることにより凍ってしまった状態で凍結路面ともいわれます。
またアイスバーの中には、一見ただ路面が濡れているだけに見えたり、通常のアスファルト路面のように見えたりする状態で凍結しているのが分かりにくい路面の場合もありますので十分注意が必要になります。いかがでしょう。ひとえに冬の道路の状態といっても様々な状態が存在することがお分かりいただけたでしょうか?
今回ご紹介したものは基本的な路面ばかりになりますが、ご注意いただきたいと思います。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。