交通ルール解説
連日けん引に関してご案内させてご案内ただきましたが、本日で最終日になります。
昨日までの内容で、故障した車をロープで引っ張っていくことがルール上可能であり、そのためにはどのようにするのかということをご理解いただけたかと思います。
ところが、そのロープで引っ張るという運転行動はとても難しいのです。例えば曲がるときなどロープをひっかけてしまったり、速度の制限からくる低速走行により後続車の迷惑になってしまったりすることもあります。
場合によっては、迷惑だけでなく周囲を巻き込んで交通事故になってしまうこともあるかもしれません。
様々な理由から、車と車をロープでつなぎ引っ張る行為はあまりお勧めできないのがお分かりいただけたでしょうか?
車が故障などで動けない場合には、修理業者などに連絡していただき、レッカー移動や車を運搬するための専用のトラックなどで運んでもらうのが確実で安心できます。
当然そのための費用は掛かるかもしれませんが、費用を安く済ませようと車で車をロープで引っ張る難しい方法を選択してトラブルになってしまうと余計な時間と費用が掛かります。
その様な点でも故障車の移動は、プロに任せて頂いたほうがいいかと思います。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。