交通ルール解説
一昨日からけん引についてご案内させて頂いておりますが、本日も続きです。今日は、車で車を引っ張る際の制限についてです。
故障した車をロープで引っ張るということは、通常の運転行動ではありませんが、細かいルールが決まっています。
まずは、台数の制限です。大型自動車・中型自動車・準中型自動車・普通自動車・大型特殊自動車で引っ張る場合には、2台まで引っ張ることができます。
ただ皆さん想像してみて下さい。故障した車2台を1台の車で引っ張って移動する。かなり大変そうですよね。ルール上は可能でも、あまり行いたくない行為ですね。
続いてバイクです。大型自動二輪車・普通自動二輪車をロープで引っ張る場合には、先ほどと違い1台までです。
また他にも制限があります。それは長さに関する制限です。こちらは、けん引する車の先端からけん引される車の後端までの距離が25m以内とされています。
このように、ロープで車を引っ張るときには、台数・長さという制限がかかることがお分かりいただけたでしょうか?
そして当然こういったイレギュラーな運転行動ですので、走行速度に関するルールもあります。以前のブログで触れていますので、こちらも併せてご覧ください。
~こんな最高速度も規定されています~交通ルールの再確認!速度に関するルール番外編
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。