交通ルール解説
本日は昨日の続きです。昨日は、道路で運転をするときには運転免許証が必要というお話をさせて頂きました。
そしてその道路とは、公園や駐車場といった場所も道路と扱い、そういった場所で運転をする際には、運転免許証が必要になることをご案内させていただきました。
ところがそうなると不思議なのが自動車学校のコースです。始めて運転免許を取得する方はもちろん、運転免許証はお持ちでも、大型免許や中型免許をお持ちでいない方々が、許可を受けていない大きなサイズの車を自動車学校のコース内で運転練習しています。
練習のためであれば道路で運転しても良いのでしょうか?もちろんそうではありません。
実は自動車学校のコースは道路ではないのです。
不思議ですか?自動車学校のコースは、交差点もあれば信号もあります。標識や標示もあります。
学校によっては普通自動車だけではなく、一緒にバス・タクシー・トラック・バイクなど非常に多くの種類の車が走行しており、小さな交通社会を形成しています。それでも自動車学校のコースは、道路ではないのです。
なぜなら自動車学校のコース内は、練習や講習以外を目的とした一般の人や車が入ることが禁止された場所であり、不特定の方が自由に交通することができない隔離された場所という考え方により、道路交通法上は道路とは扱われていないのです。
そのために、始めて運転免許を取得する方も、許可を受けていないサイズの車の運転練習をされる方も、問題なく運転練習をしているということになります。いかがでしょうか?なぜ自動車学校のコースが運転免許を取得していなくても運転練習ができるのかなぞは解けましたでしょうか?
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。