交通ルール解説
昨日は、手による合図の右左折・転回、進路変更に関してご案内させていただきました。本日も、手による合図の続きです。
本日は、徐行・停止、後退する場合の手による合図です。
まずは、徐行・停止する際の手による合図です。徐行・停止する際の手による合図は、腕を窓から外に出し、斜め下にのばします。
これが手によるって徐行・停止をする場合に行う合図になりますが、たまに街中で、窓から腕を「ダラーン」と出したまま運転しているドライバーさんを見かけたことありませんか?
実はその状態は、徐行・停止を行う意思と誤解されてしまう可能性があるのです。
続いて後退の手の合図です。こちらも同じく窓から腕を出し斜め下にのばします。そしてその手を、手のひらを後ろに向けて前後に動かします。
こちらは何となくジェスチャーとして意味が伝わりそうな気がしませんか?
以上が、灯火とは別の手による合図になります。では、皆さんは手による合図を実際に行うことがあるのでしょうか?
例えば必要になってくるのが、灯火が故障してしまった場合などです。
もちろんしっかりと点検整備を行いそのようなことがないようにすることは運転者の責務となりますが、車も機械です。故障してしまうこともあるかもしれません。
そんな時に実際に手による合図を行うことがあるかもしれません。
他にも、灯火での合図が、日の光などで見えにくい場合も手による合図を行うことでしっかり意思を伝えることができます。
ご自身の意思をしっかり周囲に伝えるためにも、周囲の方の意思をしっかり読み取るためにも合図の方法はしっかりとご理解いただきたいと思います。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。