交通ルール解説
昨日は速度と停止距離に関するお話をさせて頂きました。そして本日は速度と車間距離に関するお話です。
速度が速くなると、その分停止距離が長くなるというお話をさせて頂きました。そしてその停止距離は、その他の様々な要因により変化してしまうことも併せてご案内させていただきました。
停止距離が長くなるということは、前車との距離もそれに合わせて保持する必要があります。では一体どのぐらいの車間距離を保てばいいのでしょうか?
車間距離は、例え前車が急に止まっても絶対に追突しないように保持することが必要になります。つまり、その時に出している速度をゼロにするために必要な距離である速度別の停止距離をそのまま車間距離として保持すればいいのです。
そこで車間距離の基本として覚えておいていただきたいのが、速度-15=車間距離として考えていただきたいのです。一般道路の最高時速60キロまでであれば、おおむね適正な車間距離となります。(高速道路の場合は速度=車間距離と考えてください)
ただし今回も同じく、状況によって停止距離が変化をするということを考えれば、天候・路面状況・車の重さ(乗車人数)ドライバーの体調や精神状態を考慮した車間距離にする必要があるということです。
またその他の注意として、大型車の後ろを追従する際には、前方の視界が悪くなりがちになります。そこで、歩行者・自転車・対向車・信号など前方の視界がしっかりと確保でき情報が読み取りやすい車間距離を保持する必要があります。
いかがでしょうか?速度や状況により車間距離を変化させることの必要性をご理解いただけたでしょうか?
なかなか運転に生かすことは、最初は難しいかもしれませんが一緒に練習していきましょう。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。