2019.05.09

【脱ペーパードライバーのために知っておきたい交通ルール】~優先関係正しい順番~

皆様こんにちは、愛知ペーパードライバースクールの服部です。

 

5月6日のブログ記事にて右折のお話をさせていただきました。

 

その時に順番待ち(優先関係)について少しだけお話ししましたが、本日はより詳しく順番についてご案内します。

 

まず一番簡単な順番は、信号です。信号があれば信号に従うだけなので一番簡単です。

 

問題は信号が無い時です。信号が無い場所は順番をしっかり理解しておかないと簡単に事故になってしまいます。

 

まず優先道路を走行している方が先に通過します。そうでない人は後になり、優先道路を走行車両の妨げをしないようにします。

 

優先道路とは、標識(道路看板)や標示(道路ペイント)にて判断します。

 

交差点の中まで線が書いてある・看板が設置してある方が優先道路です。線が途切れている又は線が書いてない・看板がない方が後になります。

ただし道路ペイント・道路看板がない場合は、道路の道幅にて判断をします。

 

道路幅が広い方が先に通行し、道路幅が狭い方が待つという順番になりこの場合も、広い道路を通行する車両の妨げにならないようにします。

優先道路の看板やペイントもなく、道幅も同じぐらいだった場合には、右と左で順番を決めます。

 

左側から車両が先に通行し、右側にいる車両が待つという順番になります。(ただし、相手が路面電車の場合は、右左に関係なく路面電車が先です)

そしてもう一つこれも優先関係になります。止まれの標識です。止まれは、標識の意味は皆さんご存知だと思います。

 

そうです。一時停止です。ただしもう一つ意味があるのです。

 

それは、止まった後に、交差道路を通行する車両の邪魔をしないと言うことです。

 

つまりこの一時停止も立派な優先関係となるのです。

ただしここで皆さんに注意していただきたいのは、この順番待ちのルールにとらわれすぎないでいただきたいのです。

 

もちろんルールですのでそれを守って運転していただくことが前提となります。

 

ご自身が本来待たなければいけない場合は、慎重に運転していただければ結構です。

 

問題は、ご自身が先だった場合です。

 

ここで、心においていただきたいのが、本来待たなければいけない人は、本当に待ってくれるのか?飛び出してこないのか?ということです。

 

世の中には、本当に色々な方がいます。

 

時間に追われてものすごく急いだ運転をしている方もいれば、お友達と喧嘩をしてイライラしながら運転をしている方もいます。

 

運転に慣れていない方もたくさんいらっしゃいます。

 

色々な方が、色々な精神状態で運転していますので、時として判断ミスをしてしまうことも十分にあります。

 

皆さんには、人は運転でもミスをするものだということを心においていただきたいのです。

 

おいていただければ、他のドライバーさんの運転ミスによる事故からご自身を守ることができるようになります。

ペーパードライバーの多くの方は、運転に対しての怖さを大なり小なりお持ちです。運転に対しての恐怖を持っている皆さんが、大きな事故を起こす可能性は、限りなく低いとは思います。

 

しかし、実際に事故に遭わなということはなく、もらう可能性は十分にあるということは忘れないでいただき、事故をもらわない運転を覚えていただければと思います。

 

本日もありがとうございました。

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