脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング～歩行者編Ｑ6～

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう？」

 

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

 

30キロで走行しています。

この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか？

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。

そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

 

私の小さなころは田舎に住んでいたこともあり、道路上で様々な遊びをしていた記憶がありますが、最近は、道路で遊ぶお子様の姿を見ることも少なくなっているかと思います。

 

ただ現在でも、レッスン中などに、道路で遊ぶお子様の姿や自転車の練習をしている姿などを見かける事もあります。

 

そういった場面では、どのようなことに注意して運転していけばいいのでしょうか？

この時に絶対にやめていただきたい考え方が、「道路で遊んでいるお子様が、皆さん（車）に気が付いていて注意をしてくれるから大丈夫」という判断です。

 

このような相手任せの安全の確保はとても危険です。

 

特に今回の場合のように、前方に見える小さなお子様は、友人と遊ぶことに意識が集中しているようで、まったく皆様に気が付いていない可能性が高い状況です。

このような状況では、お子様は皆さんに気が付いていない事を前提に行動していただきたいと思います。

 

そこで、お子様から離れるように進路をとり、いつでも停められる速度で側方を通過していただければと思います。

 

いかがでしょう？簡単でしたか？もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

 

その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。