脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q11~
車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。
その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」
交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。
そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。
それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。
信号交差点を右折しようと20キロで走行しています。
この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?
まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。
そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。
今回は、皆様の前方に同じ右折車がいます。こういった場合、前車が右折したタイミングで漫然と続いて右折してしまう方もいるかもしれません。
対向車の存在だけを判断し漫然と前車に続いて右折をしてしまうと、右折先の横断歩道に歩行者がいた場合に対向車の通行を妨げてしまうということが起きてしまいます。
実際に街中でもこのような場面をよく見るのではないでしょうか?右折のタイミングは、対向車の状況と同じぐらい右折先の歩行者などの状況を確認してから行うようにしましょう。
いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。
その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。