あっという間の年末ですが、皆様年越しの準備はいかがでしょうか?
年の瀬は、皆様お忙しい時期だと思いますが、ペーパードライバーの方もベテランドライバーの方も、安全運転をお願いいたします。
さて本日も、連日の冬の運転についての続きです。
本日ご案内するのは、雪道・凍結路を運転する際にご注意いただきたい基本的な場所になります。
まず、第一に当然の交差点です。そもそも交差点とは最も事故の多い場所です。よくいわれるのが、全体の半分の事故が交差点とその付近(30メートル以内)で起きているとされています。
その交差点は、やはり雪の際にさらにご注意いただきたい場所になります。といいますのも、交差点は多くの車が、直進・左折・右折と様々な方向に移動していきます。
そのため交差点内の雪は、それらの車に踏み固められ「圧雪」となっていることが多く、氷のように滑りやすくなっています。
また場所によっては、雪が積もっている場所、凍結している場所、圧雪になっている場所など一つの交差点内でも状況変化が大きいところもありますので、右左折する時などは十分に注意していただく必要があります。
続いては、坂道です。そもそも坂道は、登りは後ろに、下りは前に引っ張られます。そこにきて、雪や凍結などで、路面とタイヤとの摩擦が弱くなっていますので、ちょっとした坂でも夏用のタイヤではそもそも登れないとか、止まらないということになりかねません。
またスタッドレスタイヤやチェーンなどの滑り対策をしていても下り坂では、エンジンブレーキ足のブレーキで速度のコントロールをしっかりして走行してください。
緩やかな下り坂でも油断せずにいつでも止まれるような運転をしていただきたいと思います。
続いて考えていただきたいのは、日陰です。
「日陰?そんなことまで注意するの?」なんて思いましたか?日が当たるところと日が陰っているところでは、当然ながら路面状況は異なります。
日が当たっている部分はただの濡れた路面でも、日陰部分では凍結していることもありえますので、十分な注意が必要になります。
まだご注意いただく場所がありますが、長くなりますので、続きはまたあるお話させていただきます。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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