これまで標識について大まかにご案内させていただきましたが、本日は、道路標示(ペイント)についてです。
こちらの道路ペイントは、大きく分けると2つの種類になります。「規制標示」「指示標示」と呼ばれるものです。
本日もすべてではなく「知っておいていただきたいもの」、「関係のあるもの」、「重要なものなど」をご案内させていただきます。
それでは本日は、「規制標示」についてです。まずはこちらをご覧いただきたいと思います。
黄色の線です。実はこの2つの黄色の線は別物です。お分かりになりますか?
上が「中央線」と呼ばれる、対向車と皆様を分ける線で、下が同じ方向に進む車の走行場所を分ける「車両通行帯」と呼ばれる線です。
中央線が黄色の場合は、「中央線を越えて追い越ししてはいけません」という意味になります。
※追い越しとは、走行中の前車に対し、後続車が進路変更してその前方の出る行為を指します。
一方で黄色の車両通行帯の場合は、「黄色の線を越えて進路変更してはいけません」という意味になります。同じ黄色の線でも線の種類によって意味が異なります。
またどちらも黄色の線にそれぞれ白の線を並行して描いている場合は、白の線側からは、それぞれ追い越し・進路変更が可能となりますが、黄色の線側からは禁止されています。
続いて、こちらもよく似ています。左「立ち入り禁止部分」と右「停止禁止部分」です。
停止禁止部分については、以前ブログで書かせていただいていますので、そちらをご覧ください。
立ち入り禁止はその名の通り「車はこの中に入らないで下さい」という場所を示していています。
他にも「バス」「大きなトラック」「2輪車」「左折車」「直進車」「右折車」などなどそれぞれの車線を誰が走るのか、だれが走ってはいけないのかなどの標示もあります。
ただどれも意味としては分かりやすいのではないかと思います。
この様に道路に描いてあるペイントもそれぞれ色々な意味を持っています。必要な部分だけは覚えておいてください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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