昨日警察官の指示は、信号や標識よりも優先されるというお話をさせていただきました。
ところが実はそんな強力な警察官の指示を上回る標示板というのが存在します。
その名も「左折可」といいます。
この「左折可」とは、このような標示板です。
皆様どこかで見たことありますか?
この標示板は、あまり多く設置されていませんがよく似た標識はあちらこちらに設置されています。それがこちらの「一方通行」です。
見比べていただくとわかりやすいかと思いますが、色が反転しているだけで後は同じです。
間違えないようにしていただきたいと思います。
一方通行は皆様よくご存じだと思います。「車は矢印の方向にしか進めません」という意味です。では、本日ご紹介する「左折可」とはいったい何でしょうか?
実は「左折可」は名前の通り「左折できます」という意味になります。
「なんだそんなことか」「そのままじゃん」そう思われますか?
もちろんただ左折できますよという意味だけであれば、わざわざご紹介をする必要もないかもしれませんが、それだけではありません。
実はこの左折可は赤信号でも左折していただけます。さらに警察官が手信号で赤と同じ意味の手信号をしている時も同じく左折していただけます。
驚きましたか?ただし一つお約束があります。左折した際に信号に従って通行している歩行者や自転車に対してその通行を妨げないように注意をしていただく必要があります。
これは当然ですね。ただこの左折可、あまりにも設置されていないので、意味を忘れてしまう方も多いようで、左折可がある交差点で、信号待ちをしている左折車も多いようです。ぜひ覚えておいてください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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