昨日は、ドライバーさんの中で保護対象となる方々のお話をさせていただきました。
そこで本日は、歩行者の方に対する保護のお話です。
レッスンを受けられえるお客様によっては、ご自宅周辺が非常に狭い生活道路で、歩行者さんと非常に狭い場所ですれ違う必要が出てくることもよくあります。
歩行者さんとすれ違う時にはどのような点に注意していただきたいのかをお話させていただきます。
まずそばを通過する際に最初に考えていただくことは、距離です。歩行者さんとの間に安全な間隔をとってください。
安全な間隔の目安は、車のドア1枚分(約1メートル)ほどです。しかしこれはあくまで目安であり、1メートル離れていれば絶対安全ということではありません。
といいますのも、その歩行者の方と皆様が、すれ違う場合は、歩行者の方は皆様に気付いている可能性が高くなります。
しかしもし皆様が、その歩行者さんの後ろから追い越すとなると、場合によってはその方は皆様の存在に気付いていない可能性も高いのではないでしょうか?
また歩行者さんが、音楽を聴いていたり、スマホを操作していたりすると、ますます気付いていない可能性が高くなるのではないでしょうか?
この様に安全な間隔というのは、その時の状況によってかわってきますので、状況をみていただいて、場合によっては1メートルよりももっと歩行者の方と離れていただく必要が出てきます。
しかし場所によっては、その安全な間隔をとることができない場所や状況もでてきます。
そんな場合には、速度で対応します。安全な間隔が取れない場所状況では、「徐行」というすぐに止まれる速度で対応してください。
具体的な速度としては、時速10キロ以下の速度といわれますが、こちらも10キロ以下にすれば絶対安全というわけではありません。
場合によっては停止していただく必要もでてきます。その時の状況でしっかり判断していただきたいのです。
ぜひ皆様が歩行者さんの近くを走行する際には、今の速度と距離で、相手は恐怖を感じないか?という相手の立場に立った運転を心がけてください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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