2021.06.08

~荷物は確実に!転落防止~交通ルールの再確認!乗車・積載に関するルール編 その10

交通ルール解説

皆さんは、目の前のトラックなどから何か荷物が転落するという光景を見たことがありますか?

ちょうどその状況を目撃したという方は少ないかもしれませんが、道路上に不自然な落し物があるのを見かけたことはあるのではないでしょうか?

 

私は一度、自動車学校のインストラクター時代に高速教習を担当していた際の前方にいたトラックからカラーコーンが2つ転落してきたことがあります。

前方のトラックの荷台に載っているそのカラーコーンが明らかに不自然に動いており、その時担当させて頂いたお客様である教習生の方も、「前のトラック怪しくないですか?」と警戒心を抱く状態でした。

 

当然そのような状況ですので、いつもよりかなり多めに車間距離をとると、案の定そのカラーコーンが「ポトッ!」と転落してきました。

危険予測が事前にできていましたので、事なきを得ましたが、実際にそのようなありえないことが起きることがあります。

ですので、車に荷物を積んで運転する際には、絶対に荷物を転落・飛散させないようにロープやシーツなどを使って確実に固定しなければいけません。

 

また万が一にでも荷物が転落したり、飛散してしまったりした場合には、すみやかにその物を除去するなど必要な措置をすることが必要になります。

ただしその場合には後続車には十分にご注意してください。また、今後高速道路に関するルールをご案内させていただくところでもご案内させていただきますが、高速道路上で荷物を飛散させてしまうと、一般道路とは比較にならないぐらい危険度が高いですので、飛散した荷物は御自身では拾わないで撤去の依頼を行ってください。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。