2021.04.02

~正確に伝わらなければ意味がない!正しい合図の方法は?交通ルールの再確認!安全確認・合図などに関するルール編 その2

交通ルール解説

本日は、合図に関するお話です。よく街中で合図を出さないで進路変更や右左折をされている車を見かけることがあります。

もちろん人間が運転している以上誰にでもうっかりミスは起こりえます。ところが中には日常的に合図を出さないで運転している方もいらっしゃるようです。

 

合図は自分自身の行動(意思)を周囲に伝えるコミュニケーションです。正しく行わないと周囲に迷惑や危険を与える結果になります。

正しい合図の使用をしっかり覚えていただきたいと思います。

 

本日お伝えする合図の方法は、車の灯火を使用した合図になります。灯火を使用しない合図もありますがそちらは後日ご案内させていただきたいと思います。

まずは、右左折、転回(Uターン)と進路変更の合図になります。右左折や進路変更の合図はご存じの方も多いと思いますが、左右の方向指示器、通称ウインカーを使用します。ただし、合図を出すタイミングが右左折と進路変更で異なります。

右左折と転回は、交差点の30メートル前に出します。ただし、30メートルまでの間に他の交差点や駐車場の出入り口といった場所があり、他者に誤解を与えてしまう状況ではタイミングをずらすことも必要になります。

 

一方で進路変更の合図は、3秒前に出すことになっています。こちらもご注意いただきたいのは、3秒前に合図を出すということは、合図を出してから3秒間は進路を変えてはいけないという意味でもあります。

街中では、合図を出してすぐに進路を変える方も見かけますが、合図を出してもその合図が周囲に伝わるためには時間がかかります。その伝えるための時間として法令で3秒という時間を設けています。

周囲に配慮した運転をするためにも正しい合図の方法とタイミングをご理解ください。続いて、徐行、停止、後退の合図になりますが、こちらは長くなりましたのでまた明日ご案内させていただきます。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。