2022.04.28

~正確な車間距離の保持方法とは~ 運転するなら知っておきたい安全運転知識

昨日は、走行中の感覚に頼った速度調整を図るとその感覚の狂いや錯覚によって速度超過をしてしまう可能性をご案内させて頂きました。

 

また速度超過は、えてして車間距離の不足を招くものです。そこで、車間距離の保持方法を本日はご案内させて頂きます。

 

よく自動車学校で案内される車間距離の確認方法は、現在走行している速度から15を引いた数字を前車との車間距離として保持するというものです。

ただこのやり方は、慣れないととても難しいものです。そこでもう一つの方法として、時間で車間距離を測る方法があります。

 

そのやり方は、運転中に何でもいいので任意の目印を決めます。

例えば、信号の下とか標識の横または、横断歩道の上といったポイントを決めたら、その任意の場所を前車が通過するタイミングから時間を数えます。

そしてその任意の場所を自車が通過するまでに一般道路であれば約3秒経過後に通過すると車間距離としては適正に取れているとされています。

 

ただまだあまり運転に慣れていないという方は、4秒ぐらい保持しているとかなり安心できます。

この4秒間の時間を保持するのは、高速道路での適正な車間距離の時間になりますので、これだけ保持できると前方で起きた不測の事態にもかなり対応がしやすいといえます。

 

皆さんも感覚に頼らずしっかりと速度計を確認したり、車間距離を確認して走行して下さい。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。