2021.03.18

~止まっている車、どうやってよけましょう?~交通ルールの再確認!歩行者保護に関するルール編 その6

交通ルール解説

本日も歩行者保護に付随するお話ですが、少しだけ特殊な状況です。

それが、停止中の車の速報を通過する場合に考えていただきたいこと、対応していだだきたい方法についてです。

止まっている車と歩行者がどのような関係か少し結び付きにくいかもしれませんが、大事なことになりますので、しっかり記憶に残してください。

停止している車の速報を通過する際には、車の陰から急な歩行者などの飛び出しや、その車に乗っている人がドアを開けて降りようとするかもしれません。

そこでその車に近づく際には、人が乗っていないか?止まっている車の屋根上から人の頭が見えないか?床下に足が見えないか?など人の気配を早めに察知してみてください。

また、歩行者ではありませんが止まっていると思った車が急に動き出すこともありえます。

 

止まっている車の側方を通過する際には、様々な危険な可能性を考えて通過していただきたいのです。

 

では、いったいどのように対応すればいいのでしょうか?それは、停止している車の側方を通過するときには、まずは安全な間隔を保持してください。

具体的にどのぐらいの距離をとっていただきたいのかといいますと、普通自動車サイズであれば、1メートル以上を目安に、大きなサイズの車になれば1.5メートル以上の距離を目安にしてください。

 

ただし道幅や対向車など状況によってお伝えした目安の間隔がとれないこともあると思います。そんな場合には、速度をしっかりと落として安全を確保し不測の事態に対応できるようにしていきます。

もちろん状況によって無理に側方通過することが好ましくない場合には後方で停止する選択も必要になります。

 

いかがでしょうか?停止している車の側方通過時に考えていただきたいことご理解いただけたでしょうか?

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。