2022.08.10

~アイドリングの積み重ねが与える影響~ 運転するなら知っておきたい安全運転知識

昨日までは、エコドライブのすすめのうちアクセルワークを中心とした燃料効率の向上についてご案内させて頂きました。

 

本日もその他のエコドライブについてご案内させて頂きます。今日ご紹介するエコドライブの方法は、アイドリングについてです。

アイドリングとは、エンジンがかかっており燃料を使用している状態で車が走行していない状況になります。

 

例えば、待ち合わせや荷物の積み下ろしといった状況下でアイドリング状態の方を街中でも多く見かけます。

このアイドリング時間が長くなると走行していなくてもどんどん燃料を消費していきます。一般的に10分のアイドリングをすると燃料を、0.14ℓ消費するといわれています。

 

たかが0.14ℓされどその少量が積み重なると燃料効率は大幅に低下してしまいます。例えば1日1時間アイドリングを行うとすると1日0.84ℓ1年間でおおよそ306ℓがアイドリング状態で消費されます。

当然地球環境にも好ましくありませんが、一方で経済的に見ても大きな影響となります。

 

昨日私が給油した際のガソリン価格(1ℓ152円)で計算するとおおよそ46,600円となります。

移動という自動車の大きな役目をしていない停止状態でこれだけの費用が掛かってしまうのです。

 

いかがでしょうちょっとしたアイドリング状態でとても多くの燃料を消費することがお分かりいただけたでしょうか。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。