

2021.03.01
~踏切通過の方法!窓は開けなくていいの?~交通ルールの再確認!踏切の通行方法編 その1
交通ルール解説
本日は、踏切に関するお話をさせて頂きます。ご自身の住まれるエリアに踏切が存在しない方も多いかもしれませんので、踏切の通過方法にご不安がある方もいらっしゃるかもしれません。
非常に簡単ですが踏切は、電車との交差点となり、ひとたび事故が起きると、かなり大ごとになる場所ですので、確実な安全の確保のためにもしっかりと覚えていただければと思います。
踏切を通過しようとする際には、踏切の直前又は、停止線がある場合には停止線の直前で一時停止し、かつ安全を確認したうえで通過しなければなりません。
その際に、踏切の遮断機が閉じようとしている場合や、遮断機が完全に閉じている場合もしくは、踏切の警報機が作動している場合には、その踏切に入ってはいけません。
では具体的にどのように踏切を通過するのかご案内させていただきます。まずは、停止位置で確実に一時停止してください。その後、ご自身の目と耳で確実な安全確認をします。
目で左右の確認、遮断機が作動していないことの確認をします。そして、前方の確認も忘れないでください。前方の確認とは、「踏切の先にご自身の車が入る余地があるのか?」ということをしっかり意識してください。
もし渋滞などで踏切内から出られなくなるような状況があった場合には絶対に踏切に進入しないでください。
さらに耳で警報機の音を確認してから通過していきますが、よくレッスン中に踏切を通過する際に、お客様より「窓開けますか?」とご質問をいただく場合があります。
自動車学校では、踏切通過の際には窓を開けるということを徹底しており、その記憶からご質問をお頂きますが、踏切で窓を開けるという法的根拠はありません。
つまり窓を開けるという義務は特にないのです。あくまで確実な安全確認のため、音をしっかり聞く方法として窓を開けるという行為を行っていただいています。
ですので、皆様も音を聞くということをしっかり意識していただくだけで窓を開けるまでは必要ありません。
ちなみに、踏切に信号機があり、その信号が青の場合には一時停止の義務はなくなりますが、上記の安全確認に関してはしっかり行ってください。
いかがでしょうか?なかなか踏切を通過する機会は少ないかもしれませんが、ぜひお役に立てて下さい。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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